昨日（2019年8月29日）東京都知事が ICT（情報通信技術）政策についての記者会見を開いていました。30分強くらいの会見でしたが、内容は「TOKYO Data Highway」（電波網 5G）の建設とのこと。日本の 5G 整備は既に世界に後れを取っているので、今後どうなるか気になるところですね、、、

会見の様子は Youtube の THE PAGE（ザ・ページ） チャンネルなどで配信されています。

この会見動画を見ただけですが、
私なりにまとめると（以下、私の感想です）

4キャリアに対し、5G の基地局の建設手続きを簡素化する

一言で言ってしまえば、これだけなのかなと。
で、導入場所の優先順位としては、

• 五輪会場とその周辺
• 西新宿都庁周辺
• 東京都立大学

とのこと。
その他にも、東京都管理の場所として

• 東京ビックサイト、東京国際フォーラム
• 道路
• 公園
• バス停
• 地下鉄出入口

が挙げられており、これらもやろうと思えばできるよといった感じでしょうか。5G を使って、具体的にどういうことをするのかといった点については、民間に委ねているような印象を受けました。

東京都が推し進める3つのシティ

• ダイバーシティ
  教育、介護、医療、健康、テレワーク
• スマートシティ
  Maas、農業、アプリ、ファッション、金融、都市
• セーフシティ
  防災、気候変動、環境問題、インフラの維持

これらについても、インフラは整備するからあとは民間でやってという感じのような。ちなみに、ドローンは、防災のアイキャッチ画像で使われていました。東京都としては、ドローンの活用＝防災なのでしょうね。

あと、5G サービス開始は世界各国よりも遅れているとのことです。

• 米国：2019年4月
• 欧州：2019年5月
• 中国：2019年9月
• 日本：2020年3月頃

アメリカ、ヨーロッパの1年遅れ…相変わらずですね。
まぁ、国内の電波事情を考えれば、まだ早い方かも。。。

そんなところです。
5G に興味のある方はぜひこの会見の様子を Youtube で見てみてください。