Android:画像リソース構造
以前の記事 画像サイズについて で、画像フォルダと画像サイズについてご紹介しました。では、実際に各フォルダにはどのようにファイルを配置していけばいいのでしょうか。
今回は、具体例を交えながら私なりの画像リソースの構築方法をご紹介します。くれぐれも私なりの構成なので、あくまでも参考程度に見てください、、、
<画像フォルダ構成>
・res/drawable
・res/drawable-ldpi
・res/drawable-mdpi
・res/drawable-hdpi
・res/drawable-xhdpi
・res/drawable-nodpi
<各フォルダの利用方法>
・res/drawable
画像の状態を表す XML ファイルを配置する。ボタンが押されたときは、a.png, 選択状態のときは、b.png などを表す XML ファイル。画像ファイル(.png など)は配置しない。
・res/drawable-ldpi
120 dpi(240px) 用の画像ファイルを配置する。
・res/drawable-mdpi
160 dpi(320px) 用の画像ファイルを配置する。
・res/drawable-hdpi
240 dpi(480px) 用の画像ファイルを配置する。
・res/drawable-xhdpi
320 dpi(640px) 用の画像ファイルを配置する。
・res/drawable-nodpi
画面サイズによらない画像ファイルを配置する。このフォルダは利用しない。
上記を踏まえた構成例は以下のようになります。
<構成例>
・res/drawable
/reload_stateful.xml
…
・res/drawable-ldpi
/splash.png
/icon.png
/reload.png
…
・res/drawable-mdpi
/splash.png
/icon.png
/reload.png
…
・res/drawable-hdpi
/splash.png
/icon.png
/reload.png
…
・res/drawable-xhdpi
/splash.png
/icon.png
/reload.png
…
・res/drawable-nodpi
なし
以上です。
nodpi フォルダ以下には何も配置しないポリシーです。よほどのことがない限り利用しなくていいと思いますが、空のフォルダは作っておいた方が良いと思います。