2011.10.03

Androidアプリ開発環境の構築(2011/10/03)

以前の記事 Androidアプリ開発環境の構築 で既に開発環境の構築手順を紹介しましたが、この環境には不要な Eclipse モジュールが多く含まれています。
今回は、できる限り最小構成となるような開発環境の構築についてご紹介したいと思います、、、

<方法>
1.下記「Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン」のサイトから Eclipse 3.7.0 Indigo の Platform (JRE あり) 版をダウンロードする。

Pleiades - Eclipse プラグイン日本語化プラグイン

2.手順1でダウンロードしたファイルを展開する。

3.下記「Sun Developer Network」のサイトから JDK をダウンロードする。

Oracle Sun Developer Network - Java SE ダウンロード

4.手順3でダウンロードしたファイルを実行し、JDK のインストールを行う。

5.手順4でインストールしたjkd_X.X.X_XX フォルダごと順2で展開したフォルダ内にコピーする。

6.下記「Download the Android SDK」のサイトから、Android SDK(zip版)をダウンロードする。

7.手順6でダウンロードしたファイルを展開し、手順2で展開したフォルダ内に配置する。

8.手順2で展開したEclipseを起動し、メニューバーから「ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール」を選択する。

9.作業対象に「https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/」を入力後、追加ボタンを押下する。

10.名前に任意の値を入力、ロケーションに手順8の入力値が入力されていることを確認し、「OK」ボタンを押下する。

11.しばらく待つとインストール可能なソフトウェア一覧が表示されるので全て選択した後、「次へ」ボタンを押下する。

12.インストール内容を確認し、「次へ」ボタンを押下する。

13.ライセンス規約に同意し、「完了」ボタンを押下する。
(※妥当性チェックがエラーとなっても、インストールを続行すること)

14.Eclipseの再起動を促されるので、再起動する。

15.メニューバーの「ウィンドウ > 設定」を選択する。

16.「Android > SDK ロケーション」で、手順6で配置した Android SDK の場所を設定する。
(※toolsフォルダの1つ上の階層をフルパスで設定してください。フルパスで設定しないとADV作成時にエラーとなってしまいます。)

17.続いて、「Java > インストール済みの JRE」より、手順5でインストールした JDK を追加する(相対パスで指定)。

18.メニューバーの「ウィンドウ > Android SDK および ADV マネージャー」を選択する。

19.Available packages から、Android Repository 以下の開発対象のバージョンを選択し、右下の「選択項目をインストール」を押下する。

20.ライセンスに同意し、「インストール」ボタンを押下する。

21.インストールが完了したら、続いて Virtual devices から、「新規」ボタンをクリックする。

22.名前、ターゲットなど適当に選択し、「Create AVD」ボタンを押下する。

23.手順20で作成した AVD を選択し、「開始」ボタンをクリックする。

24.「起動」ボタンをクリックし、Android シュミレータが起動することを確認する。

25.SVN を利用する場合、以下のサイトに従って、Subversive プラグインを導入する。

Subversive インストール(Eclipse3.6)

以上です。
今回は、Pleiades の Java Full 版ではなく、最小構成の Platform をベースに作成してみました。
Android 関連のインストール方法は以前と同じですが、私は Subversion を使っているため、SVN プラグインの Subversive は別個で後からインストールしています。

現状はこの環境で開発しています。