2017.06.01

iOSD mini の firmware mismatch 解決方法

トラブルシューティング編です。DJI iOSD mini のファームウェアを最新にアップデートすると「firmware mismatch」エラーが表示され、iOSD アシスタントソフトウェアで正常に認識されなくなる現象が発生しました。今回は、この原因と解決方法をご紹介します、、、

<再現手順>

  1. 2017.06.01 時点で最新版の iOSD アシスタントソフトウェア v4.1 で iOSD mini のファームウェアアップデートを行う。
  2. iOSD mini のファームウェアが v4.x 系にアップデートされてしまう。
  3. 「firmware mismatch」と表示され、iOSD アシスタントソフトウェアで正常に認識されなくなり、iOSD の各種パラメータの表示及び、設定ができなくなる。

<原因>

ファームウェア v4.x 系は、iOSD mini では正常に機能しない模様。
(v4.xのファームは iOSD mini 用ではなく、iOSD MARK II 用な感じがします。iOSD MARK II のファームは v3…, iOSD mini のファームは v1.06… といった形式なため)

<解決方法>

ファームウェア v1.06 へのダウングレードを行う。

  1. iOSD アシスタントソフトウェア v4.1 をアンインストールする。
  2. こちら の直リンクより、iOSD アシスタントソフトウェア v4.0 をインストールする。
  3. iOSD アシスタントソフトウェア v4.0 で iOSD mini のファームアップデートを行い v1.06 にダウングレードする。
  4. iOSD mini の再起動を行い、v1.06がインストールされていること、各種パラメータの確認及び、設定ができるようになっていることを確認する。

<参考URL>

DJI FORUM - IOSD mini firmware mismatch

以上です。
どうやら適用してはいけないファームウェアにアップデートしてしまったようですね。であれば、iOSD アシスタントソフトウェア v4.1 の問題でしょう。このファームにアップデートできてしまったのですから。

このエラーが発生しても冷静に上記手順に従って、iOSD アシスタントソフトウェア を v4.0 に再インストールし、正しく機能するファームウェア v1.06 を iOSD mini に入れなおしましょう。