JBoss Application Server（通称 JBoss AS）のインストール方法をご紹介します。
2009/06/15 現在、最新バージョンは 5.1.0 GA ですが、
ポータルなど、他のソフトウェアとの連携は
まだ 4.2.x 系なので、ここでは 4.2.3 GA を使うことにします。

＜ダウンロード＞
下記の URL より、バージョン4.2.3 GA の Download ボタンを押下し、
jboss-4.2.3.GA-jdk6.zip（JDK 6 の場合）ファイルまたは
jboss-4.2.3.GA.zip（JDK 5 の場合）ファイルをダウンロードする。

＜動作環境＞
・jdk にパスが通っていること（JDK 6 または JDK 5)

＜インストール＞
1．ダウンロードした zip ファイルを任意の場所に展開する。

2．jboss-4.2.3.GA/bin に移動し、
　run.sh ファイルに実行権限を与える。
例

chmod +x jboss-4.2.3.GA/bin/run.sh

＜確認＞
1．run.sh を実行し JBoss AS を起動する。
例

jboss-portal-2.7.1/bin/run.sh

2．以下のURLにアクセスし JBoss AS の起動確認をする。
http://localhost:8080/

以上です。
動作環境としては JDK 5 以上がインストールされていることのみ。
後は、zip をダウンロード、展開して、実行するだけということが
わかるかと思います。
ただし、この状態では JMX には認証なしでアクセスできますし、
メモリの割り当てなどの調整もしていません。

次回は、最低限必要なサーバー設定方法をご紹介したいと思います。