JBoss Portlet Bridge を使うことで JBoss Portal のポートレット内で JSF, RichFaces, Seam アプリケーションを簡単に動かすことのできるようになります。
今回は JBoss Portlet Bridge のサンプルアプリを JBoss Portal にインストールしてみます。

＜環境＞
・JBoss Portal + JBoss AS 4.2.3（2.7.2jboss-portal-2.7.2-bundled）
・JBoss Portlet Bridge 1.0.0.CR1 (Binaries)

＜前提条件＞
・JBoss Portal + JBoss AS 4.2.3 がインストールされているものとする。

＜インストール＞
1．以下のURL より、JBoss Portlet Bridge 1.0.0.CR1 (Binaries) をダウンロードする。
　http://www.jboss.org/portletbridge/download/

2．ダウンロードしたファイル（JBossPortletBridge-1.0.0.CR1.zip）を任意の場所に展開する。

3．展開後のフォルダ portlet-bridge/examples/ 配下にある下記の３つのファイルを $JBOSS_HOME/server/default/deploy/ 以下に配置する。
・JSFRIPortlet.war
・RichFacesPortlet.war
・seamEAR.ear

＜動作確認＞
1．jboss を起動し、http://localhost:8080/portal にアクセスし、JSFRIPortlet, RichFacesDemo, SeamBooking タブが表示されることを確認する。

2．JSFRIPortlet タブを押下する。

3．RichFacesDemo タブを押下する。

4．SeamBooking タブを押下する。

以上で、JBoss Portlet Bridge のサンプルアプリのインストールが完了です。
実際にサンプルアプリを動かしてみて、
JSF, RichFaces, Seam でどんなことができるかを確認してみてください。

特にRichFacesDemo に関しては、
デモに加え、ソースも見れるようになってますので、
RichFaces のアプリを作るときに、非常に参考になると思いますよ。