2017.06.05

Phantom 2 + GoPro 5.x GHz で FPV

ドローンカスタマイズ編です。Phantom 2 + GoPro で FPV したいということで、パーツの選定・調達と組み込み方法の説明を行いました。その一端をご紹介します、、、

まずは、パーツの選定です。

リアルタイムの FPV をしたいとのことでしたので、5.x GHz(要、開局申請)での製作となります。もちろん、FPV なのでテレメトリー出力も忘れずに。GoPro、ジンバル(H4-3D)、モニタ(Feelworld FW759)、バッテリー、HDMI ケーブルは既にあるということなので用意したパーツはこんな感じ。

  • DJI iOSD mini
  • Dji Phantom 2 FPV Cable and Hub
  • TS832
  • RS832
  • AV2HDMI 変換 コンバーター
  • XT60コネクタ
  • (EV800)

Phantom 2 には、便利な Hub パーツがあるので、ケーブル接続はこの Hub を介して行うようにしました。受信機 RS832 付属の DC ケーブルはミニ JST コネクタだったため、ドローンでは定番の XT60 コネクタにケーブルを加工し、リポバッテリーにつなぎます。また、映像ケーブルが AV (RCA) で、モニタへの入力が HDMI のため、AV to HDMI のコンバーターを間に挟みます。ゴーグルの EV800 はおまけということで、自前のものを貸し出し。。。

パーツが揃ったら、組み込みです。組込方法をざっとご紹介。

Phantom 2 機体内部には、iOSD mini, Hub, ジンバル付属のノイズカットフィルターを入れるようにし、TS832はフレームの外、バッテリーの下に取り付けるようにしました。TS832付属のケーブルはそのままでは使えず、5線のうち端のではない方の赤ケーブルを抜き、残りの4線と HUB 付属のケーブルをはんだで接続し、結線する必要があります。ケーブルの接続方法は、基本 Hub 付属の説明書通りでOKです(ジンバルに取り付けるケーブルの位置だけ、変える必要がありました。カメラ側(下)のコネクタではなく、ダンピングユニット側(上)のコネクタに接続)

最後に動作確認です。

送受信機共にチャンネルを合わせて、モニタでの動作確認、おまけでゴーグルでの動作確認をしました。どちらも無事に GoPro の映像及び、テレメトリー情報の表示ができました。

以上です。
簡略な説明ではありますが、Phantom 2 + GoPro で FPV 化することができました。
詳細につきましては、海外の方の製作動画が Youtube にアップされてますので、検索して色々見てみてください。

尚、今回はあくまで通電と動作確認ということになります。実際に使うにはこの後、電波利用の開局申請が必要ですので、その点ご留意ください。