ThinkPad Edge 14 (0578CTO)電源入らず
以前の記事 ThinkPad Edge 14 CTO (0578CTO) のスペックアップ で紹介した ThinkPad Edge 14 ですが、ついに電源が入らなくなってしまいました。スペックアップしたばかりなのに…。今回はその原因と解決についてご紹介します、、、
問題発生の直前の挙動
使っている最中に、いきなり電源がOFFになったとのことです。再度電源を入れたら一瞬点いて、すぐ消える。何度か繰り返したら、一切点かなくなったとのことでした。
前回スペックアップした箇所の見直し
CPU, メモリ, SSD, バッテリー全て確認してみましたが、見ため的には特におかしくなっている箇所は見当たりませんでした。
CMOS 電池の交換
この PC の発売日が2010年。約9年程使っているので、そろそろ電池が消える頃合いかなと思い、CMOS 電池交換をしてみました。
ThinkPad Edge 14 (0578CTO) の CMOS はパームレストの下にあります。分解にあたっては、以下の Youtube 動画が参考になります。
パームレストを外すとこんな感じ。
右下の黄色いのが CMOS のボタン電池です。
この黄色の外装をはがしてケーブルを外し、手持ちのボタン電池(CR2032)に取り付け絶縁処理をし、取り付けます。
その結果、、、
残念ながら、電源つきませんでした。
外した後で、以前のボタン電池の電圧を計測したところ、まだまだ使えるレベルだったので、これが原因ではなかったということになります。
AC アダプタの交換
あと考えられるとしたら、ACアダプタ。
ACアダプタの電圧を図ったところ、明らかにおかしい。。。
ということで、Lenovo の AC アダプタ 65W を交換。
無事、電源がつきました。先にやっとけばよかった。。。
以上です。
AC アダプタについて、調べたところ発熱が話題になってました。
65W ACアダプターの発熱について | ThinkPad Club
バッテリー残量が少ないほど、AC アダプタから流れる充電電流が大きくなり、著しく発熱するそうです。確かに実際、AC アダプタからの発熱は高いんですよね。あったかいではなく、熱いレベルで。
今回は経年の発熱を繰り返して、
ついに AC アダプタが故障してしまったということだろうと思います。
これからはバッテリー残量が少なくならないよう充電しながら常に使うようにしたいと思います。